鑑定士が気になる鑑定するときの項目 その3

指輪買取 気になる

ブランドもので箱を無くしてしまった美品はほとんど無い

 

これも、もっともな理由からです。

 

ほんとに大切なされた指輪は、それにふさわしく箱も揃っているものです。

 

鑑定の時は、価値のあるブランドものですと箱の有無を確認します。

 

箱があっても無くても査定をする場合の金額はほとんど変わらないのですが、もし製品として買取りができるならば箱の有無は必須となってくることと、通常より高い買取ができる場合があるからです。

 

箱と同じように、製品ナンバーカードや付属していたものも、できるだけ指輪買い取りでは持っていくようにしたほうが良いと思います。

 

先日も、カルチェ コンビリングの買取依頼がありました。

 

カルチェ コンビ指輪を売る理由は、指輪サイズが合わなくなってしまったことでした。

 

確かに、一時期流行りになったコンビ指輪でしたが、コンビ指輪ということがネックとなりサイズ修理が難しく、修理の費用がかかるためです。

 

いくつか修理の方法や使い方の提案してみたのですが、どうしても以前の形と違ってしまうことで結局買取を希望されました。

 

このようなお客様には、当店では強く買取をすることを薦めていません。

 

なぜならば、買取をするかどうかを迷っているからです。

 

お店の店頭では簡単に買取を決めてしまっても、あとで家に帰って冷静になると後悔するお客様もいるからです。

 

そのようなお客様には冷却期間を設けるために、一度家に持ち帰って買取を再度考えてもらうようにしています。

 

本物のブランドカード、ブランド箱に入れられた偽物もある

 

これもよくある話です。

 

贋作であればあるほど、見える部分にとても気を使っている方がいるからです。

 

本物を装うために本物のブランドカードや本物の箱をしっかりと用意してあったりするわけです。

 

これと同じような事例では、ネックレスの引き輪とプレート部分だけを本物に取り替え、それ以外の部分に偽物を使うといった贋作例もあります。

 

当店で買取をするときは、ブランドカード、ブランド箱も見るのですが、基本はその箱に入っているジュエリーです。

 

ジュエリーを鑑定するときは、いろいろな鑑定方法があるのですが、自分が一番慣れている鑑定方法を中心に、どのような状態でもその鑑定手順を簡略化することがないように心がけています。

 

僅かな心の油断が間違った鑑定結果に繋がるからです。

 

野球帽を被って来店されたときは注意が必要な場合が多い

 

これも買取店店長のお店で実際にあったことです。

 

当店の例では、年齢で言いますと20代後半から30代半ばくらいの女性の方でした。

 

指輪(厚みのある大き目)×4つの買取りを希望されました。

 

ですが、店長シバは警戒ランプが最大のぶっーぶっーぶっーぶっーと、何時もより多いランプが点灯しました。

 

なぜならば、その方に似合わないデザインの指輪であったことと、複数の同じようなデザイン指輪の買取だったからです。

 

他にも、野球帽を深々と被って防犯カメラに顔が映らないようにしていること、防犯カメラの死角に近い場所に居続けて動かないことの訳を考えたからです。

 

気を取り直して鑑定をすることにしたのですが、手にした感触では比重は重そうでした。

 

次に、刻印の鑑定です。

 

刻印は、プラチナと記されているのにレーザー刻印でした。

 

なぜならば、柔らかいプラチナにどうしてレーザーを使う刻印を打つのか理解できないからです。

 

さらに、指輪の厚みの不自然さにも気になりました。

 

リングトップ部分の厚みもあるのですが、指輪腕部分の厚みも必要以上に太く作られていました。

 

次の鑑定をでは、試金石による鑑定の希望をお客様に提案してみました。

 

すると、「今日は時間が無いので」という言葉を残して、急ぎ足で慌てるようにお店を出て行ってしまいました。

 

買取店店長シバが本当に経験したお話です。

 

今で思うに、なんとかしてジュエリーとお客様の記念写真を撮っておけばよかったと後悔しています。

鑑定士が気になる鑑定するときの項目 その3

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