鑑定士が気になる鑑定するときの項目 その4

指輪買取

試金石の鑑定を拒否するときは注意が必要な場合が多い

 

上記の例も含めて指輪 買い取りでは良くある事例です。

 

試金石を使う鑑定では、地金の線条痕テストとなるため必ず相手に許可を求めてから行いますが、
この鑑定方法を必要以上に拒否される方もいます。

 

買取店店長シバは、どうしてそれほどまでに拒否をしなければならない理由を考えてみました。

 

たとえば、「1、指輪が偽物だと知ってた」とか、
2、複数のお店で買取価格を比較しているため」とか、
極端ですが「3、同業他店の価格チェック」、とも考えてしまいます。

 

一般的には2番目の理由が多いと思うのですが、
お客様にも都合があることから理由を聞くわけにもいきませんので、
1番目の理由ということも含めて通常より鑑定は厳しくなります。

 

その結果、どうしても試金石での鑑定方法を断る場合は、
買取自体を諦めて持ち帰ってもらうこともありました。

 

また、たぶん2番目の理由だと思うのですが、
そのあと再来店される方もいます。

 

このようなときは、試金石での鑑定をOKされてもいつもより鑑定が厳しくなりますし、
買取価格に関してもリスクありの減額として計算されることもあります。

 

また、店長シバのお店で最近あった例なのですが、
金貨やインゴットが開封できない透明のケースの入れられて、
当店に買取で持ち込まれたときの話です。

 

貴金属の買取では、
開封できない透明のケースの状態での鑑定はできませんので、
開封して鑑定することをお願いすると、
お客様は頑なに拒否をされました。

 

開封して鑑定しなければ買取ができないことを、
丁寧に説明したのですが、それでも開封することを拒みました。

 

このようなときは、上記の1の指輪が偽物だと知ってたを疑います。

 

それとも、2の同業者の鑑定チェックなのでしょうか。

 

いろいろと考えはしますが、
開封しないで鑑定をすることはできませんので、
その辺の理由を相手に説明してから帰ってもらっています。

 

購入場所から指輪偽物を判断するとは

 

購入場所から偽物を判断するとは、
購入をされた国の事になります。

 

どの国が良くて、悪いと言うわけではないのですが、
ある国で購入したジュエリー製品ですと、
特有の刻印からわかりますので、このようなときの鑑定は厳しくなります。

 

なぜならば、ある国特有の刻印のジュエリーは、
他の国のものと比較して偽物の混ざる割合が高いからです。

 

たとえば、ジュエリー自体の金の純度が刻印より低かったり、
そもそもすべてが偽物ということもあるからです。

 

下記では、これからジュエリーの買取をしようと考えていたり、
これから新しいジュエリーの購入を考えている方が、
間違った選択をしないようにするためにまとめをしてみました。

海外で購入した指輪を判断するまとめ

1、海外で購入した指輪は品位の低い物が多い。
2、宝石が取れる産地は、偽物の産地としても有名と言われている。
3、アジア圏の免税店、ブランドショップ以外で購入したジュエリーは偽物の確率が高い。
4、インターネットで購入したジュエリーは海外製品の場合が多い。
5、海外の鑑定書、鑑別書に書いてある品位は実際と違う場合も多い。

指輪のダイヤモンドを判断するまとめ

ダイヤモンド
1、表面に光度が少ないブラックダイヤモンドは価値が低い場合が多い。
2、天然ダイヤモンドの偽物は合成ダイヤモンドが多くモアサナイトは少ない。
3、ダイヤモンドのガードルがないものはモアサナイトの可能性が高い。
色石を判断するまとめ
1,純度の低い枠についている色石は価値が低い場合が多い。
2、透明性が低いルビー、サファイアは価値が低い場合が多い。

鑑定作業から判断するまとめ

1、すべてのパーツごとに鑑定作業をする。
2、本物と偽物の比重がほぼ同じこともある。
3、必ず複数の鑑定結果から判断をするようにする。
4、すべてのパーツのバランスをチェックして判断するようにする。
5、機械の結果ばかりではなく、自分の経験からも判断するようにする。
6、メレダイヤが本物でもセンターが偽物の場合がある。
7、鑑定書、鑑別書から判断するのではなく、現物から判断するようにする。
8、刻印の不自然さを判断する。

鑑定士が気になる鑑定するときの項目 その4

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